アメリカで妊婦生活 安定期の渡米は安全?

こんにちは。

実は渡米前に妊娠が発覚しました。

このまま行くと渡米の時期はちょうど安定期になっていそうです。

渡米の時には悪阻とかが軽くなっていると良いなと願っています。


安定期とはいえ飛行機での長時間移動は大丈夫なのかと思って調べました。


これはネットで調べた情報ですが、産婦人科の先生によってかなり意見が異なるのだそうです。

私の場合は、主治医に確認したところ、10週以降であれば大丈夫(ただし何かあった時には個人の責任でと言うことなんだと思いますが…)と言ってもらいましたが、中には飛行機はダメだと言われる先生もいらっしゃるのだそうです。

妊娠中の渡航では、宇宙線被爆、気圧の変化に伴う体調変化、血栓傾向、保安検査によるX線被爆など、注意点がいくつかあるようでした。


主な空港間での宇宙線被爆量をまとめた資料がありました 👉 こちら

この資料によると、東京-NY間での被爆量は実効線量で 0.0551-0.0637mSv 程度とのことです。


参考までに、

  • 胸部レントゲン: 0.1mSv
  • 腹部レントゲン: 1mSv
  • 腹部CT: 12mSv


渡航による宇宙線被爆は胸部レントゲン撮像の約半分の量になっています。

1回の移動で、何か深刻な健康被害が出ることはまずないのではないかと思われます。

窓際と通路側の席では被爆量は違うのかなと疑問に思いましたが、これに対する答えは見つけることができませんでした。


金属探知機は基本的には磁場で検査をして、X線は使用していないそうです。

荷物はX線検査を通過しているとのことです。

金属探知機のうちX線が出ている機会がまだ使われているのかどうかはわかりませんでしたが(調べた範囲内ではなさそうです…)、金属探知機の検査にも抵抗がある場合には、申し出ると他の方法で検査をしてくれるそうです。

参考ページ 👉 TSAのHP, 日本エアロスペース株式会社のHP


妊娠中が通常より血栓ができやすい状態にあるので、エコノミークラス症候群に注意が必要です。

私の場合は、

  • マイルを使って広めの席を確保
  • 通路側に席を取りお手洗いに多めに行く
  • 着圧ソックス
  • 起きているときは足首を前後に動かす
  • 水を飲むようにする

などを心がけました。


空港でチェックインをする時に、妊娠している事を申告しました。

乗務員間で情報を共有してケアしてくれるそうです。

妊娠していると優先搭乗が出来るのでちょっと楽です。


飛行機とは関係ありませんが、

この本は、妊娠中に気をつけることなどが理論的に書いてあり、かなり参考になりました。

妊娠中でもプリンペラン(吐き気止め)は使用して大丈夫そうなので、お守り代わりに持っておこうと思っています。

無事渡米できるといいなと思います。


それではまた。


Road To Boston

日本でMD, PhD取得の30代夫婦です。 アメリカ留学生活の紆余曲折の記録を綴ります。

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