妊娠中に起こったばね指

こんにちは。

妊娠後期にマイナートラブルが頻発しました。とは言っても良く見られるものばかりだと思いますが、ちょっと驚きました。


まず妊娠30週前後のある日、突然、朝起きると手がこわばっていて動きませんでした

特に第2・3指のPIP関節、MP関節あたりの症状が強くって、思わず関節リウマチを発症したのかと思いました。

それからというもの、毎朝起きると手がこわばっていて動かない、痺れている(特に正中神経領域)、浮腫んでいるという症状が日に日に強くなりました。起きて動いていると少しずつ症状はましになります。指輪が外れなくなりそうだったので、思い切って外しました。


そのうちに、ばね指を発症しました。両手の第3指の症状が一番強いです。

ばね指とは、

写真は日本整形外科学会HPより

指の腱の周りにある『腱鞘』という組織があり、また硬い靱帯性腱鞘のある部分は滑膜性腱鞘で裏打ちされていて、腱と靱帯性腱鞘が擦れて摩擦が生じにくいようになっています。

屈筋腱と靱帯性腱鞘の間で炎症が起こる事によって、腱の動きがスムーズでなくなり、指を曲げた状態でロックされてしまうような状態です。

指を曲げたまま伸びなくなってしまうので、力を入れて伸ばそうとすると、何かが外れるような感触と同時に指が伸びます。ちょっと痛いし気持ち悪いです。

ちなみにばね指は1日のどの時間でも起こります。


ちなみに、手足が浮腫んでいますが、血圧は正常で100〜110台ですし、尿蛋白なども陰性で特に経過に問題はありません。体重増加は30週時点で7kgぐらいで(少し多いですが 汗)、ただの浮腫みということになります。

朝は手の浮腫みがひどく、日中は手はマシになるのですが、足の浮腫みがどんどん酷くなります。

足の浮腫みがひどいと足がだるくて夜に寝付けないので、着圧ソックスを履いて過ごすとマシでした。夜明けごろに足がつって目が覚めることも時々ありました。


悪阻ほどではなかったですが、常に気持ち悪いように思います。

腰痛は軽めなので、歩いたりスクワットしたり、動ける間にできるだけ動いておこうと思います。

いろんな変化は、特に困るものではないですが、体にいろんな変化が起こって興味深いと同時に不思議な気分です。妊娠てすごいですね。


ただのぼやきでした。それではまた。


Road To Boston

日本でMD, PhD取得の30代夫婦です。 アメリカ留学生活の紆余曲折の記録を綴ります。

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