日本から海外への手土産 〜アメリカの空港で止められた意外なもの

こんにちは。

夏休み中、留学先見学を旅行中に行うために、サンフランシスコから国内線に乗ってボストンに向かいました。

飛行機に乗る時には国内線であれ国際線であれ、保安検査を受ける必要があります。

テロが頻発する昨今ですので、アメリカの空港の保安検査場はとても入念に検査を受けます。

保安検査の目的は『ハイジャック・テロ行為を未然に防ぐこと』であり、そのためには航空機に凶器や危険物、爆発物などを持ち込ませないことが重要となるからです。


この時に日本から持ってきていたある手土産のために、アメリカの国内線搭乗時に止められて荷物を開けて検査を受けました。

アメリカ人には馴染みのないものなので、不審に思われてしまうのも仕方ないのかもしれません。

それは、なんと…

羊羹でした!!

甘くて美味しい、人に危害を加える可能性のないと思われる羊羹です。

今回ボストンに住む知人へのお土産にと、とらやの羊羹を手荷物で持っていました。

こちら 👇

この『整然と並んだ、四角い、密度の濃いもの』が、いかにも武器や爆弾のように見えたのでしょうか。

とらやの店員さんが丁寧に包んでくださった包み紙を、検査場の係員はすごい勢いでバリバリと開けていきます。


👮:『なんだこれは?(英語)』

👫:『Japanese cake!!!!!』(必死)


このカラフルな中身を確認してようやく納得してもらえました。。

我に返ったように急に、おもむろに羊羹を包み直そうとしてくれましたが、

『It's OK.』と言って、そそくさと検査場を後にしました。


8月は夏休みシーズンで空港はどこも長蛇の列。

余裕を持って空港には着いていましたが、空港に着いてから搭乗までに2時間近くかかりました。

乗り遅れるかと思った…


それにしても羊羹で止められるとは夢にも思っていませんでした。

海外では予想を超える出来事ばかりですね!

日本から海外への手土産で羊羹を考えておられる方は、手荷物検査時にお気をつけくださいね。

(でも先方にはとても喜んでもらえました)


それではまた!


Road To Boston

日本でMD, PhD取得の30代夫婦です。 アメリカ留学生活の紆余曲折の記録を綴ります。

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